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Rebornへの想い

日本中の空き家を一気に生まれ変わらせる活動!

住宅に特化した形で設計事務所を開業、一般的な設計監理に加え、コンストラクションマネジメントを取り入れた、建て主と職人とでつくる家づくりを19年間実践してきました。

 

住宅の設計者として何を大切にするべきか?ある人に問いかけられました。

 

安心安全な構造を考えること、環境に優しい省エネな性能を考えること・・・建て主にとって最良のものを考えること、どれも大事で大切にしなければいけないことです。

しかし、建築士として一番考えるべきは、「残る建物をデザインすること」だとその時気付かされました。

 

多くの古民家がそうであるように、構造的に強かったから300年間残ったわけではありません。

 

「その建物を残したい」という人々の思いが、古民家と呼ばれ親しまれ、数百年も残り続けた所以だと思います。

その人々の想いに大きく影響を与えるのがデザイン「美しいか、美しくないか」だと思うのです。

 

設計者として美しくないものは作ってはいけない、もちろん前項の3つは必須条件であるのは当然として、美しいという価値を創造し続けなければならない。

そしてふと思いました、建築士として新築ばかりに目を向けていていいのだろうかと。

 

折しも人口減少で住まいの供給過多が続いています。空き家の問題も出てきました。

増え続ける空き家、これを壊し、またそこに新築の住宅を建てる。

 

壊さずに生まれ変わらせることができるんじゃないか!それがRebornプロジェクトのはじまりでした。

未来に残したくなるようなRedesignを施し、日本中の空き家を魅力あふれる建築に生まれ変わらせたい。

 

そんな想いから始めたこのプロジェクトの中身についてこれより記していきます。

この活動により、一件でも多くの空き家が生まれ変わり、より長くその存在が続くことを、心より願います。

                          株式会社Reborn 代表取締役 古市伸一郎

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