土間スラブ打設に向けて、地盤の整地が始まりました。
束石も同時に補強していくので、しっかり足元が固まっていきます。築50年ですから、柱のタチも狂っているので、垂直を確認しながらタチ直しをしていきます。写真で取り付けているのは仮筋交い、調整した柱の位置をキープするためのもので、後々取り外します。
便所や浴室周りに土間コンクリートなどが残っていたので撤去しています。新築と違い、リフォームの場合この辺りが全て職人さんたちの手仕事になります。
と、先ほどのような撤去作業を済ませたあと、所定の高さへ調整していきます。これまで床下が土のままでしたが、土間スラブを打設し床下の環境を整えつつ、構造的補強をしていきます。この地盤整地はそういった意味でしっかりとした土間スラブ構築に欠かせない作業です。ちなみに、今回のリフォームでは床下空間を40cm以上確保し、以降のメンテナンスがし易いようにしておきます。
先日依頼をしていた、便槽に溜まった汚水処理に来ていただきました。10数年空き家でしたが、そのままだったようで良い感じに発酵が進んでいたようです笑。このあと便槽を粉砕して、綺麗に埋め戻しを行います。
梅雨の合間の晴天が昨日まででした。早朝から大工さん三人で、屋根瓦の撤去が完了しています。野地板から漏れるブルーシート越しの明かりがなんだか綺麗。現在の垂木も撤去するまでもなくしっかりしていたので、この上に新しい屋根下地を組んでいく事にしました。
今週から来週にかけて、土間スラブの設置工事が進みます。土曜日には防蟻土壌処理に入って頂き、売却後のメンテナンスや保証が受けれるように手配していきます。売って終わりではなく、それ以降の繋がりも意識していくRebornプロジェクトです。
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